無料テストや講座って無料じゃないよね

無料テストや講座って無料じゃないよね

たとえば、就職4か月では週3回で通常業務や英語の勉強などを含めてトータル5万円以下ですむのが、5年生になると週4回になってさらにそれを数十万円上まわり、中堅クラスになると週4回にテストや部門や縦割り業務などで100万円を超すことが多い。さらに中堅クラスでは、就職支援や就職学校を受けて、そこに別途30万円かかったりするのである。

 

だからはじめは無料テストや講座などで割安感があるのだが、気がつくと数十万の出費で、今さら受験をやめるわけにはいかないと追い詰められ、いつそうお金のかかる就職学校や志望校特訓などに向かうという仕組みである。「あとになると通常業務講座はいらなかったとか、4科目すべて受講しなくてもよかつたとか思うんですが、そのときは必要な気がしてとってしまうんですね」

 

 

戦いすんだあるお母さんの話である。かくして就職4か月から3年間大手受験英語の勉強に通わせると、150万円は軽くかかる。300万円近い人も少なくない。安くすむ方法もある。四谷大塚のテキストで学習し、テストを受けながら、自宅学習をする方法である。これならテキストとテスト代、通常業務講座などですむが、後述するように、この教材が手ごわい。そうとう学力のある子でも、ひとりで解くことは難しい。まして手取り足取り教えてもらうことに慣れている現代っ子がどれだけこの方法でできるか。取材した感じでは、親が教員で教えることができる、というぐらいでないと放り投げられてしまうのがオチだろう。